私はマーシャルと申します。

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私の人生は、自然から賜った感動を、美に表したいという情熱によって常に導かれてきました。1945年に英国ランカシャーで生まれ、はやくから油絵、木工、石工、革工芸を独学。

 

その後スコットランドの美しいオークニー諸島で、自然とのつながりを大切にする小さなアトリエを営んでおりました。大型キャンバスを使ったオリジナルな風景画を得意とし、幸いなことにイギリス国内のみでなく、アメリカ、南アフリカ、ヨーロッパの方々にも私の作品が求められ、愛される、という喜びに恵まれてまいりました。

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夢のようですが、私の長い美の探求の道のりで、幾度となく日本の文化、道具や器への美学、そして、細やかで感性に満ちた自然との共生について見聞し、その度に、自分の心の琴線に深く共振する感動を覚えていたのです。

 

その後、縁あって日本に移住。

美しい日本の風景に触発されながら、私は油絵を描き続け、そして、日本の素晴らしい木や石を使って創作をすすめております。独学で美術を学びましたが、私の最高の師は、自然です。この歳になっても学ぶことばかりです。

この度、緑深い東京の府中市美術館にある市民ギャラリーにて、心を込めて発表します。 

私のものつくりの軌跡を、ご覧くださる皆様と共有することができれば本当に素晴らしいです。